「コーヒーが冷めないうちに」を見て号泣した話【ネタバレ有り】

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レビュー
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※当記事は、ネタバレを含みます。

とうとう連休最終日になってしまいました。
月曜日はイオンシネマが安くなり1,100円で映画鑑賞できるので、
「コーヒーが冷めないうちに」を鑑賞してきました。

公式サイト

http://coffee-movie.jp/

公式サイトを見てみると下部に-4回泣けます-と記載されています。
この4回という数字は各エピソードが4つに由来していると思うのですが、私は3回泣きました。

また当記事にて感想を書くに辺り、
今キーボードを叩いており、ネタバレの有無について悩みました。
ネタバレ無しだと無難は内容にはなりますが、私がどこでどういった根拠で泣いたのか
伝えづらいと思った為、
ネタバレ無しでこの記事を読もうと思っていた方がいましたら申し訳ないです。

ストーリー

時田数(有村架純)が従兄(いとこ)で店主の時田流(深水元基)と切り盛りする、
とある街のとある喫茶店「フニクリフニクラ」。
そこには、不思議な都市伝説があった。

それは店内の【ある席】に座ると、望んだとおりの時間に戻ることができるというもの。
ただし、そこにはめんどくさい……非常に面倒くさいいくつかのルールがあった。

1. 過去に戻って、どんな事をしても、現実は変わらない。
2. 過去に戻っても、喫茶店を出る事はできない。
3. 過去に戻れるのは、コーヒーをカップに注いでから、そのコーヒーが冷めてしまうまでの間だけ。
コーヒーが冷めないうちに飲み干さなければならない。
4. 過去に戻れる席には先客がいる。席に座れるのは、その先客が席を立った時だけ。
5. 過去に戻っても、この喫茶店を訪れた事のない人には会う事ができない。

http://coffee-movie.jp/story/index.html

有村架純、こんなほっぺたふっくらしてたっけ?
ちょっと太った?それとも顔、むくれてる?顔のパーツが中央に寄ってるような・・・?
のっけから失礼なことを言ってしまいましたが、それでも有村架純はやはり可愛いです。

で、過去に戻ることができるのは良いのですが、このルール多いですよね。
劇中も最初にぽわぽわ~んと出てきますが、全て読み切る前に消えてしまいましたw
だ、大丈夫です。
下さえ覚えておけば問題ございません。
過去には戻れるが、過去でどんな行動しても結果(現実)は変わらない。
過去に戻っている間にコーヒーを飲みほさねばならない。
過去に戻るにはこの喫茶店を訪れた人にしか会えない。

※以降から各エピソードの説明に入りますが、ネタバレを含みます!
ネタバレ嫌や!という方は申し訳ございませんが、ここでお戻りください。

エピソード1:突然のアメリカ行きに怒り心頭の女性の話

アメリカに行ってしまった幼馴染の賀田多五郎(林遣都)とケンカ別れをしてしまった
三十路直前の独身キャリアウーマン清川二美子(波瑠)。

序盤のジャブ的なエピソードに当ります。
ここでほんとにこの喫茶店で過去に戻られのか?
過去に戻るにはどういう条件で戻るのか?(前述のルール)
実際、どんな感じで過去に戻るのか?

上記の基本的な段取りを踏まえた内容で見ている方も
「ほほぉー、なるほどこんな感じで過去へ戻るのか」と自然と入ってきます。

で、内容ですが・・・
喫茶店にて賀田多五郎が清川二美子に対して唐突にアメリカ行きを告げ
「今まで私に散々色々甘えてきたくせにいきなり過ぎるだろ!」
清川二美子が怒りケンカ別れになってしまうんですね。
もうアメリカに行ってしまった賀田多五郎に対して一言もの申す!となり、
過去へ戻らせてくれーい!と清川二美子が過去へ戻ります。

この幼馴染の2人はそもそも付き合っていないんですよ。
もうお分かりかと思いますが、
お互いに彼氏彼女が居た時期もあったものの、
清川二美子は賀田多五郎のことが密かに思いを寄せていたんですよ。

それでアメリカ行く前に私に言う事あるんじゃないの?
ちゃんと言いたいことあるんじゃないの!?と怒っているんですね。

私が女心が分かっていないだけかもしれませんが、
そんなしょーもない理由で過去に戻るんじゃあないよ
心無い一言を心の中で呟いてしまいました。ごめんなさい。

結局、このエピソード1の中では
清川二美子がアメリカへ行くと伝え、
賀田多五郎も待っているでラインを送りあい、そこで終わります。

うーん、序盤ですし過去の結果(現在)は変わらないけど、
過去に戻って気持ちを話、現代に戻りそこからの行動でより良い方向へ持っていく流れです。

ここでは涙は出ず。

エピソード2:認知症の妻とそれを支える旦那の話

若年性アルツハイマーに侵された妻・高竹佳代(薬師丸ひろ子)と、
そんな高竹を優しく見守る夫・房木康徳(松重豊)。

この高竹佳代はずっとずーっと過去に戻る為に席が空くのを待っているんです。
過去へと戻る理由としては旦那へと手紙を渡す為なのですが、
過去に戻る為の席に先客がずっと居続けている為、なかなかその機会が訪れません。

4. 過去に戻れる席には先客がいる。席に座れるのは、その先客が席を立った時だけ。

ほんとはエピソード1から登場しているのですが、
うまくタイミングが合わず、先にエピソード1が優先されていました。

劇中で認知症が進み時田数も忘れ新人スタッフと言ってしまったり、
とうとう旦那である房木康徳さえも忘れてしまうのは、ほんとに辛い所でした。

結局、高竹佳代は過去へと戻ることはできませんでした。
しかし、認知症が進み疲弊した房木康徳が喫茶店を訪れた際に、過去へと戻る機会を得るのです。
そして房木康徳が代わりに過去へと戻り、過去の高竹佳代から手紙を受取ろうと考え過去へ戻ります。

過去へ戻り認知症が進む前の高竹佳代と出会う房木康徳。
この過去へと戻ることができると噂されている喫茶店で、
この過去へと戻ることができる席で旦那と出会ったことで、
当時、オカルトを信じない高竹佳代はすぐに閃くのです。

「ねぇ、あなた未来からやってきたんでしょ?ねぇねぇ何年先から来たの?」

さすがに見てて驚きました。
現代の認知症が進んでしまいゆっくり時を刻んでいるような頃とは思えぬ程、
過去の高竹佳代はハキハキと明朗に質問してくるのです。
そしてこの後の夫婦の会話のやり取りが私の涙腺トリガーになります。

「あなたが未来から来たということは、私の持病はだいぶ進んでいるようね・・・。」

「そんなことないよ!問題ないよ」

この辺からやばいです。
ホラー映画で言う今から怖いシーンが来まっせ!
効果音や雰囲気、登場人物の行間で察してや!的にびんびんに感じます。

「ねぇねぇ、私どれくらい忘れてる?・・・あなたのことも忘れちゃってるの・・・?」

「そんなことないって!心配しなくても大丈夫だよ」

※台詞に関しては正確ではなく、あやふやです。

房木康徳はどの台詞も笑いながらで否定するのですが、いずれも目に涙を溜めているのです。
それも必死に目から涙を落とさないよう踏ん張り、目を真っ赤にさせながら否定しているのです。
もちろんそれは妻である高竹佳代は察します。

「あなたは嘘が下手ねぇ」

もうこれを書いてる段階で思い出したら泣けてきました。
ここは涙腺のダムが崩壊ですよ、この夫婦愛には脱帽です。

そして現代へと戻り、手紙を開きます。
看護師である房木康徳に対し、認知症が進んでしまっても、看護師と患者では無く、
夫婦として接して欲しいと願い手紙に書いていました。

その頃には認知症が進み高竹佳代はあなたは誰?ここはどこ?とまで言ってしまいますが、
房木康徳もまた「あなたの旦那です。ここは私の家です」と1からプロポーズと話し、
できることは2人でまた一緒にやっていこうと幕を閉じるのです。

このエピソードはずるい。
だって強烈なボディブローなんですもん。こんなのくらったら悶絶ですよ。
映画館では無く1人で見てたら嗚咽を漏らしながら、泣いてること間違いないです。

夫婦で見ると猶更、効くでしょうね。

エピソード3:旅館の跡継ぎを巡る長女と次女の話

故郷の妹(松本若菜)を裏切って、一人スナックを営む喫茶店の常連客・平井八絵子(吉田羊)。

この平井八絵子はエピソード1から登場し清川二美子へ絡んでくる喫茶店の常連客です。
そんな彼女にスポットライトを当てたエピソードになります。

平井八絵子は両親とケンカ別れをしたっきり家出し、故郷の旅館を継がず、スナックを営んでいます。
妹からの手紙を読まずに喫茶店に押し付けたり、妹が会いにきても相手にせず逃げ続けていました。

やがて妹が突然の事故で亡くなってしまいます。

表面上は気にしていない平井八絵子でしたが、
心の奥底ではやはり後悔や懺悔から、過去へと戻り妹へ謝りたいと所望します。

過去へと戻り妹と対面し平井八絵子は旅館を継いでも良いと話します。
それに対し妹は涙を溜めながら喜びます。
社交的な私と経理も得意なお姉ちゃんで鬼に金棒で出来るね!と。

この時点での妹は過去の妹であり、この先の妹は事故で亡くなってしまう訳です。
妹の2人で旅館の切り盛りする話も夢で終わってしまうということに気づいてしまいます。

そんな夢物語になってしまう話を意気揚々と話す妹のシーン、
その後に必死に事故の日は絶対家を出ないよう止める平井八絵子のシーンもぐっと来ます。

ボディブローの次は鋭利なナイフでサクッと切られるような、ぐっと来るシーンでした。
涙は出ませんでしたが、目にはうるうると留めておきました。

エピソード4:時田数の恋愛と過去の話

数に次第に惹かれていく常連客の大学生・新谷亮介(伊藤健太郎)。
過去に戻れるという【ある席】にいつも座っている謎の女(石田ゆり子)……。

とうとう本作のヒロインである時田数のエピソードであり、最終エピソードに当ります。
新谷亮介はエピソード1から登場している大学生であり、2人で過ごす内に時田数に惹かれます。
過去に戻ることができる席へ常に先客がいるんですが、幽霊なんですよね。
この幽霊が席に立たないことには、他の人は過去へと戻れないわけです。
他のエピソードの方々は幽霊が席を立った隙に過去へ戻っていました。

そしてここで幽霊の正体がお母さんであるという衝撃的な内容を聞きます。
お母さんは過去へと戻りコーヒーを飲み干せなかったから、
過去へ囚われた現代へ戻れなくなったと知らされます。

しかし、それは過去では無く未来だったのです。
時田数は小さい頃に体が弱く余命三ヶ月と医者から申告されていた為、
それでどうしても気になったお母さんは未来へと会いに行ったのです。
そして、そのまま戻れなくなってしまい現代では幽霊になってしまっています。

当時コーヒーを淹れた時田数は後悔の念に囚われ、
新谷亮介との子どもが出来たこともあり、幸せになって良いのか悩みます。

ここで新谷亮介はとんでもない作戦を思いつくのです。
時田数の体内で身籠っている子が生まれた後の未来へ行き、
その子が過去(現代)へ戻りコーヒーを淹れ時田数を過去へ送ってもらう。
※コーヒーは時田家の女しか淹れない為
そして時田数をお母さんに合わせるという時空を飛んだ作戦です。

正直、時田数の恋愛話はあまり興味が湧きませんでした。
おまけに付き合っている段階で子どもが出来てしまうとか、
どこぞのケータイ小説やねんwと心の中で毒づいてしまいました。
申し訳ございません。

その時空を飛んだとんでも作戦により、
時田数は過去へ戻りお母さんと出会い話をすることができました。

そしてお母さんにコーヒーを飲み干してもらいます。
そのまま現代へと戻ろうと促します。
が、前述しました条件を思い出してみてください。

1. 過去に戻って、どんな事をしても、現実は変わらない。

現代で幽霊となってしまった母親を元に戻す為に、
必死に現代へ戻ろうと促しても、冷酷な条件は決して覆らないのです。

そのままお母さんはずっと見守っているからね。
数はコーヒーを飲み干しなさいと優しく促し、現代へと帰すのです。

この2行の間に子どものように泣きじゃくり駄々を捏ねる現代の時田数と、
それを苛々することもなく優しく宥める母親のシーンが描写されています。
他人に条件を提示しコーヒーを淹れている自分が一番分かっているはずなのに、
それを受け止められない受け止めることができない為、駄々捏ねる姿が泣けました。

最後に

いやぁ、久々によい邦画に出会えた思いました。
超超ネタバレになってしまい、これ見てしまったから映画館は行かねーわ。と言わず
興味を持っていてくれたならば、見に行って頂けると幸いです。

でも最後のエンドロールのところで、
現代の喫茶店でお母さんが居なかったのはなんでなんだろう?という点が不思議でした。
ではでは、ばいきゅ。

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