【ネタバレなし】小説で思いっきり泣きたい人は「レインツリーの国」をおすすめするよ

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レビュー
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私が体調を崩し無職で療養中だった頃、初めて図書館で借りたのがこの「レインツリーの国」でした。
当時はやることがなくただただ気が遠くなる程の長く感じる1日をなんとかしようと、
市立の図書館で本を借りてきて、家に帰ってゆっくりと読んでいました。

そんな日々の中でビビッ!と眉間に稲妻が走ったかのように、
この「レインツリーの国」は今でも読み返すほどの本になりました。

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レインツリーの国はこういう方向け

こういう方におすすめ!

・普通の恋愛小説に飽きた方

・気軽に小説を読みたい方

・登場人物に自身を当てはめたい方

・思いっきり号泣したい方

・有川浩さんの作品が好きな方

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レインツリーの国のあらすじ

中学生の頃に熱心に読んでいたライトノベルの結末が衝撃的過ぎてトラウマになっていた向坂信行。
当時は茫然としつつもなんとか受け入れたものの、最終巻だけはめったに読み返すことはなかった。

そして時が過ぎ社会人になったとある日、
唐突に自分以外の人間があのライトノベルの結末をどう受け止めたのか気になった彼は、
インターネットでそのライトノベルの感想を書いている、ホームページを発見します。
それが「レインツリーの国」でした。

そこには向坂信行の男性ならでは視点とはまた違った
女性ならではの目線で感想を書いてありました。
自分とはまた違った視点、そして自分の感想も聞いて欲しいとの想いから、
問い合わせのメールアドレスに対して、思わずメールを送ってしまうのです。

それがレインツリーの国の管理人である彼女(ひとみ)との出会いなのでした。

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登場人物

基本的に主要人物は2人ですので、まず覚えられないということはありません。
安心してください!しっかり感情移入することが可能です。

向坂信行

本書の主人公。
関西出身で東京で働いていても、しゃべり方もそのまま関西弁です。
この関西弁が関西人の私にはとても親しみやすく、とても感情移入しやすかったです。

性格はおちゃらけつつも女性を外見で判断せず内面で好きになるタイプだが、
反面、直情型で思ったことや言いたいことは顔にも口にも出てしまう。

彼女(ひとみ)

レインツリーの国の管理人。
東京出身で東京育ちでレビューを見る限り、
物腰が柔らかく落ち着いた雰囲気を醸しているが、
実はとんでもない「秘密」を隠しています。

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レインツリーの国はここが面白い

あえてネタバレ無しで書いている為、書けることがすごい制限されています。
めっちゃもどかしいのは言うまでもないw

その中でもポイントに絞るとするならば下記です。

面白ポイント!

・男性でも女性でも没入感に浸ることができる

・純愛で終わらない彼女の衝撃の秘密を知って泣ける

・彼女の秘密を知った状態で始まる2週目の視点が変わる

男性でも女性でも没入感に浸ることができる

私は男性ですので(何を今更)主人公である向坂信行の目線で話を読み進めていたのですが、
いつのまにか向坂信行=私の目線と同じくらいの目線になっていました。

それは私の過去にもネットのチャットで知り合った女性がいまして、
その女性にメールでのやり取りしていたので、すごく親近感が湧きました。

誰しも一度は経験はあるであろう、
懐かしくも甘い青春の日々を見ているようで微笑ましくもあり、懐かしく感じます。
こういった男性、女性共に気になった異性とのメールやラインでのやりとりを思い出すはずです。

純愛で終わらない彼女の衝撃の秘密を知って泣ける

彼女の秘密を知るまではそれはもうイケイケドンドン的なノリで、
向坂信行と彼女(ひとみ)とのテンポ感のあるメールのラリーが続きます。

そして序盤で彼女(ひとみ)の秘密が露わになる瞬間が来ます。
それは向坂信行が悪いのではなく、ましてや彼女(ひとみ)が悪い訳でもない、
誰が悪く無いとか問題ではなくて立場が違うと、こうも違うのかと心に重くのしかかるのです。

ここははっきりいって初見殺しです。
涙腺崩壊という目に見えないスイッチがあるのならばここではっきりと、
「あ!いま作者、ここで涙腺崩壊スイッチ押してきやがったな」と自覚するぐらい号泣しました。

その為、レインツリーの国は電車やバス等の公共交通機関で読むことはおすすめしません。
泣いても変な目で見られるでしょうし、
そこで泣くのを我慢するのもせっかくの没入感が台無しになってしまいます。
自分の部屋の中で読むのが一番良いかもしれません。

しかも前述した通り、この段階ではまだ序盤なのです。
ジョルノ序盤な訳です。(唐突なジョジョネタやめれ)

これはほんの最初の涙腺爆撃に過ぎないと宣告しときましょう。
このあとも押し寄せる涙腺爆撃に、あなたは耐えることができるかな?

お互いの感情や思考をぶつけあってお互いがお互いを理解しようとしている様は、まさにがむしゃらです。
はっきりいって美しくありませんが、人間臭さに溢れていてこちらの情に訴えかけてくるものがあります。

彼女の秘密を知った状態で始まる2週目の視点が変わる

この「レインツリーの国」の分厚さは漫画の単行本の半分ぐらいです。
比較的薄かったジョジョリオンの最新刊の19巻と比べても分かるぐらい薄いです。

普段、小説を読まない人でもハマれば2~3日で読み切れる量だと思います。
小説が好きな人だと1日もかからずに読めてしまうんじゃないでしょうか。

だからこそ読み切った後、
色々思うところや溢れ出る感情が落ち着いた頃にまた始めから読んでほしいのです。

あ!もちろん彼女(ひとみ)の秘密を忘れない程度の時間ですよ?

初見では向坂信行目線で読んでいた「レインツリーの国」が、
今度は彼女(ひみつ)を知った状態から始まるが為に、ゲームでいうところの強くてニューゲーム状態です。
向坂信行の1つの台詞や行動に対して彼女(ひとみ)の反応も切実に理解できるかと思います。

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まとめ

有川浩さんの著者として有名なのは「阪急電車」や「三匹のおっさん」が挙げられます。
最近では「旅猫リポート」も映画化されていますね。
それらの作品も私は読みましたし、たいへん良い作品だと思います。

それでも「有川浩作品の中で何かオススメある?」「軽く読めるけど深い作品ある?」と聞かれた場合には、
小説の中では読みやすく、簡単な恋愛小説で終わらせない、
とんでもないスパイスが効いたこの「レインツリーの国」をオススメします。

私自身も最初は図書館で借りて、
そのあとに書店で買ったのですが、もう何回読み直したか分からないぐらい読んでいます。

もし自分が彼女(ひとみ)だったら、向坂信行の言動や行動に対してどう向き合うべきなのか?
そしてお互いが上手くいくにはどうすべきだったのか?

「向坂信行の視点」「彼女(ひとみ)の視点」「2人の状況を上から見る俯瞰的な視点」
最低でもこの3つの視点で楽しめます。

既に物語として変化することはないんですが、思わず頭の中で妄想してしまうんですよね。
そしてここでハッ!とここで原点に帰るんです。

そもそも最初のライトノベルの結末に対して思うところがある向坂信行と彼女(ひとみ)と同じ状況だなと。
こういった気持ちの良い鳥肌を感じるようなアハ体験は、作中でも経験することができます。

ドキドキしながらも楽しめて号泣できちゃう「レインツリーの国」
是非とも気軽に手にとって読んでいただきたいですね。

ではでは、ばいきゅ!

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