【ポケモン剣盾(ソード&シルバー)】互換切りの理由はモデリングの数が膨大すぎてすべては無理だという話【2020/03/01更新】

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「ポケモン剣盾」で新しい情報として過去作との互換切り、
「メガ進化の廃止」「Z技の廃止」の発表がされました。

今まで遊んできたポケモンファンにとってはなかなか衝撃的なニュースで、国内外で話題となっています。
私もポケモンで遊んできた1ユーザーとして思うことがあったので、記事にしてみました。

この記事は「ポケモン剣盾」の過去作との一部の互換切りに対して、
私が思ったことや感じた記事になります。
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「ポケモン剣盾」は「完全互換」ではなく「一部互換」の仕様変更

――先日の“Nintendo Tree House”にて、『Pokemon Home』と『ポケットモンスター ソード・シールド』を行き来できるポケモンについて、増田さんより言及がありました。開発サイドとしても非常に大きなご決断だとは思いますが、『ポケットモンスター ソード・シールド』に連れてこられるポケモンを絞ることにした経緯やお気持ちについて、改めて見解をお教えください。

増田 ハードがNintendo Switchに移行し、ポケモンたちをよりきれいなグラフィックで活き活きと描けるようになりましたが、その反面、これまでと比較して開発に多くの時間が掛かるようになりました。一方で、ポケモンの総数も、新たなポケモンや既存のポケモンのフォルムチェンジなどを含めると1000を越えるようになっています。これによって、グラフィックをハードの変化に適応したクオリティーにすることのほか、バトルの面でも、新たな個性を持ったポケモンを活躍させることや相性のバランス調整をすることが非常に困難になりました。今回の決断の理由にはそうした事情があり、これから先の作品ではすべてのポケモンを登場させるのは難しいという決断に至ったのです。
引用:『ポケットモンスター ソード・シールド』の“いま聞きたいこと”について増田順一氏、大森滋氏を直撃。「連れて来られるポケモンの話」にも言及!【E32019】

上記の記事を要約するとこんな感じです。

・携帯ゲーム機から据え置き機に変わりグラフィックのクオリティを維持
・バトル面ではポケモンに応じた各個性を活躍させることと相性のバランス調整

この2つの観点から全てのポケモンを登場させるのは難しい。

過去作の互換性をふりかえってみると「ポケモンRS」以降から、
「ポケモンUSUM」でもその伝統は受け継がれてきました。
しかし今回の「ポケモン剣盾」では一部のポケモンのみとなり、
完全互換性から一部互換性となってしまい「互換切り」として意見が挙がっています。

「可愛らしいフォルムのピカチュウが好き」
「げきりんが強くて頼もしいガブリアスが最強」
「特製のろわれボディのブルンゲルだよ」

自分の好きなポケモンといっしょに冒険したり、
ひすたら強く育てたいと願うのはポケモンフリークなら当たり前の感情です。
私もクリムガンとかヌメルゴン、キリキザンといった1軍ではないけど、
キラリと光るものをもったマイナーなポケモンが好きでよく使っていました。

それが「ポケモン剣盾」で登場しないと知るとさすがにショックでした。

互換切りは悲しいけど800以上のポケモンをモデリングするの非現実的

上記で書いているとおり、
1人のポケモンユーザーとしてはとても悲しいけれど、仕方ないと思っています。

仮にすべての互換を切らないという選択肢をした場合、
携帯ゲーム機から据え置き機に変わったことで、

今までの総数800匹のポケモンのモデリングを新しく作りなおす必要があります。

しかも1から3Dのポケモンのモデリングを作るにしても、
全てのポケモンでも同じ工数で作るのはとても難しいと思います。
なぜならポケモンの形状によって工数が全く違うからです。

例えば「マルマイン」のモデリングなら2色&円形上でかんたんそうですが、
キュウコン(アローラの姿)のモデリングは複雑な形状なので難しそうですよね。

引用:https://www.pokemon.jp/zukan/detail/101.html
引用:https://www.pokemon.jp/zukan/detail/038_1.html

しかも上記はあくまで通常の立ち絵のモデリングの段階であり、
バトル中の選択したわざに対するモデリングも作成しなければなりません。

例えば皆が知っているポケモンといえば「ピカチュウ」、
ピカチュウが覚えられるわざは大きく分けて4種類です。

引用:https://www.pokemon.jp/zukan/detail/025.html

■レベルアップで覚えるわざ
 ⇒「ピカチュウ」のレベルアップと共に習得

■わざマシン(現作品)を使って覚えるわざ
 ⇒習得可能なわざマシンによって習得

■わざマシン(過去作品)を使って覚えるわざ
 ⇒過去作品のわざマシンを使って覚えたわざ
  ※過去作から上記の「ピカチュウ」を連れてくる必要あり

■タマゴ技
 ⇒育て屋さんに「ピカチュウ」と「別のポケモン」を預けた際に、
  「別のポケモン」の親から受け継いで覚えるわざ

全てを網羅するのは世代ごとに種類もあるので割愛しますが、
「レベルアップで覚えるわざ」と「わざマシンを使って覚えるわざ」に絞ります。

「レベルアップで覚えるわざ」は18種類
「わざマシンを使って覚えるわざ」は26種類
ピカチュウは合計44種類ものわざを覚えます。
※「ポケモンUSUM」の場合

例えば「電気ショック」という電撃を放つわざがあります。
「ピカチュウ」であれば電気ねずみポケモンなので、
ほっぺたの電気袋から電気を放電するモデリングにする必要があります。
他の電気ポケモンと同じモデリングのコピペで良いや!とはならないのです。

過去作品ポケモン800種類×1匹の覚える技44種類
その数なんと35,200ものモデリングを用意
しなければいけません。

※44種類はあくまで「ピカチュウ」の例であり、ポケモンにより誤差があります。

またモデリングに限らず物語の脚本、キャラ、テスト、マップ等々、
作成する開発者は割り当てられる作業時間は緻密に決められています。

ケモンシリーズの新作が出るたびに新しいポケモンが追加され、
今は800匹ですが、これが1000匹、1200匹と比例して増えていくわけです。
それを今まで通りのクオリティーを維持し続けて新作を出すの限界がきたのです。

「新しいポケモンを増やして!」
「今までのポケモンは使えるようにして」
言うは易く行うは難しってもので、
それを開発陣に要求し続けるのはさすがに酷な話です。

今回の完全互換から一部互換に切り替えることにより、
人によって好きなポケモンは違う為、
好きなポケモンを連れてくることが分かり悲しい思いをするでしょう。
ただどうしても現実問題、たいへん難しいという結論に至ったんだと思います。
言い出す時、めちゃくちゃ噛んでますからね。。。

ここは悲しいけど受け入れるべきです。
ちなみに私はクリムガン、キリキザンが出てきたら嬉しいですw

「ポケモン剣盾」ではメガ進化、Z技が廃止

「ポケモンXY」から新登場した要素で、
ポケモンにメガストーンを持たせることで、
バトル中にがもう1段階進化するこをメガ進化と呼ばれています。
※全てのポケモンがメガ進化を出来る訳ではなく、
 あくまでメガ進化対応ポケモンのみ。

これにより日の目を見なかったポケモンや、
強いポケモンはさらに一回り強くなり戦略やパーティ構築の幅が広がりました。

しかしポケモン剣盾はメガ進化とZ技は廃止となりました。

私はポケモンサンムーン以降を遊んだ経験ないので、メガ進化について言及します。
これについてもなかなか衝撃を受けましたが私は賛成です。
なぜなら一部のメガ進化ポケモンが強すぎるんですよね。

例えばこの「メガフシギバナ」を例にしてみましょうか。

引用:https://www.pokemon.jp/zukan/detail/003_1.html

「フシギバナ」から比べて背中に生えている植物が一回り大きくなっただけなんですが、
とくせい「あついしぼう」※1が強力なんですよ。

※1
ほのお&こおりタイプのダメージを半減する。

メガフシギバナは「くさ」「どく」タイプです。
「くさ」の弱点タイプは「ほのお」「こおり」「どく」「ひこう」なんですが、
「あついしぼう」により「ほのお」「こおり」タイプの技を本来2倍ダメージから、
等倍(通常のダメージ)へと減少させることが出来てしまうのです。

これにより「ほのお」タイプのポケモンを出してきた相手に対して、
メガフシギバナにメガ進化し返り討ちにすることも可能となっています。
おまけに種族値のB(防御)D(特防)の値も120と高く、
「こうごうせい」でメガフシギバナ自身は回復し続けるという高耐久ポケモンになります。
(私自身、そういういやらしい構成で使っていました)

メガフシギバナはまだ可愛いほうで、
さらにチートやろ!としか思えないメガ進化ポケモンが「メガガルーラ」です。

引用:https://www.pokemon.jp/zukan/detail/115_1.html

子どもが袋が出てきちゃっています。
これがそもそもの諸悪の根源と言わざるを得ないんです。

「ガルーラ」自体は初代から登場していたので知っている方も多いものの、
通信対戦ではメガ進化するまで殆ど見ませんでした。
しかしメガ進化でとくせい「おやこあい※2」を獲得すると使用率が一気に跳ね上がりました。
ポケモンXY、ポケモンORAS環境下においては殆どのパーティの中に必ずいました。

※2
ガルーラが繰り出したわざを子どもが同じわざを繰り出す。

ガルーラの種族値のA(攻撃)は95と元から高く、
メガガルーラになることにより125まで上昇します。
さらにタイプ一致の「すてみタックル」を「おやこあい」で2回繰り出す為、
ほとんどのポケモンを確1(確定1発)で倒せるほど凶悪なものでした。
また状態異常の確立も2回攻撃することから上昇する為、
「いわなだれ」による「ひるみ」状態を狙うメガガルーラも多かったです。
さらに「やけど」状態にされてしまうと物理ダメージが半減されてしまうことから、
特殊わざ構成のみや「地球投げ※3」による定数ダメージを狙ったメガガルーラも登場しました。

※3
自分のレベル分の固定ダメージを与える。
通信対戦では最大レベル50なので、50ダメージ。
「おやこあい※2」が発動すると100ダメージを相手に与える。

あの頃の通信対戦で遊んでいたプレイヤーの多くは、
「またメガガルーラおるやん・・・もう良いって」と独り言をつぶやいていたはずです。
あまりに強すぎたので「おやこあい」の威力が0.5倍から0.25倍へと弱体化されたぐらい。

他にも「メガボーマンダ」もとくせい「スカイスキン※4」により、
「りゅうのまい」でこうげきとすばやさ1段階アップからの、
「すてみタックル」で全滅させられることもよくありました。

※4
ノーマルわざが全て「ひこう」タイプになり、
「すてみタックル」がメガボーマンダのタイプ一致技へと変化し威力が上がる。

メガシンカが無くなることでメガシンカ無双が無くなる

さてここまでメガ進化の例として「メガフシギバナ」「メガガルーラ」、
おまけで「メガボーマンダ」についてふれてきました。

何が言いたいかというとメガ進化ポケモンは30種類以上いるものの、
結局使われるのはその中でも頭一つ分抜けたメガ進化ポケモン達だけなんです。
その結果、ポケモンのメンバー構成も似たようなポケモンばかり並んでいるんですよね。

例えば「メガガルーラ」1匹の「すてみタックル」でだいたいのポケモンを倒せてしまい、
とりあえずドラゴンわざをぶっ放していれば終わる※5ような、
インフレし過ぎテクニカルな部分が減り通信対戦の内容が大味になってしまいました。

※5
ポケモンBWの頃、
「ガブリアス」「カイリュー」の「げきりん」、
「ラティアス」「ラティウス」で「りゅうせいぐん」といったドラゴンわざが強すぎて、
努力値の調整の基準でそれぞれのわざを耐えられるかどうかが観点となっていた。

さらに言うと能力が劣るポケモンでもテクニカルに立ち回れば、
勝つことが出来るのが通信対戦の醍醐味だと思っていたのですが、
メガ進化により「とくせい」「能力値」が跳ね上がり、
もはやメガ進化ポケモンにはメガ進化ポケモンでしかまともに相対できない状況です。

もちろん強いポケモンを使うことに対して何も文句はありませんし、
私は逆にマイナー寄りのポケモンを使って通信環境で遊ぶことが多かったので、
マイナーよりもポケモンで強いポケモンに勝つ楽しさも知っています。
(クリムガン、キリキザン、ラグラージが好き)

だからこそメガ進化ポケモンと通常のポケモンとの深い溝を一旦フラットにして、
ポケモン剣盾で「メガ進化」の要素を無くしたのは、
色々なポケモンで戦略を立てられる良い機会だと思います。

Z技もかんたんに調べてみましたが、
通常の技とは別に、バトルで1回だけ使える強力な技とのことで、
特定のポケモンによっては強すぎるZ技が存在するようですね。
メガ進化と同様、廃止して問題ないと感じました。

最後に

「ポケモン剣盾」の「完全互換性」から「一部互換性」の話、
「メガ進化」について私なりの意見を書いてみました。
最初はそんなに書くような内容が無いよう(ダジャレ)と思っていましたが、
書いていく内に熱が生まれてきて気が付けば結構な長文になってしまいましたw

据え置き機ということでいろいろ心配事もありますが、
私はポケモンの通信対戦にめちゃくちゃハマっていた時期もあり期待しているのは事実です。

どうしても今回の記事のようなネガティブな話題で盛り上がってしまうと、
そのイメージを払拭するのが難しいところではありますが、
新しい要素をドンドン燃料の如く投入していきワクワクさせてほしいところです。

ではでは、本日はこんなところでばいきゅ!

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