皆さんは映画館で映画をどれくらいの頻度で観ますか?
私は多いと1ヶ月に1回、少なくとも3~4ヶ月に1回は見に行ってるので、
映画館で映画を見る頻度としては割と多い方だと思います。
最近、映画を観ていると鑑賞マナーが悪い人がちらほら見られ、
せっかく楽しみに観ているのにイライラしてしまうことが多いのです。
今日はそんな記事になるのですが、
リマークス 怒っています。
※なんかデジャヴw
映画鑑賞におけるマナー違反 5つの事例

誰しも映画を鑑賞していて、
下記の事例に遭遇もしくは目撃したことがあるのではないでしょうか。
- 上映中にスマホをさわる
- 上映中におしゃべりをする
- 前の座席を蹴る
- 前のめりで鑑賞する
- (劇場内で販売されている以外の)飲食物の持ち込み
以降では各項目ごとにイライラ度を★1から★5で表示させながら書きます。
※★5が最大でイライラするという意味になります。
上映中にスマホをさわる
イライラ度:★★★★★

いきなりイライラ度MAXですw
鑑賞マナーについて「上映中のスマホをさわる行為は止めてください」「上映中はスマホの電源OFF」、
上映前に最低2回は注意喚起されているにも関わらず、上映中にスマホをさわる人が多いのです。
そもそも映画1本の上映時間なんてせいぜい1時間~2時間くらいです。
たったそれだけの時間すらスマホをさわることを止められないのでしょうか?
もしそんな短時間ですらスマホが気になって仕方ないのならスマホ依存症だと思います。
Q.なぜ上映中にスマホをさわってはいけないか?
照明が落とされ真っ暗の状況下、
目の前の大スクリーン1つに投影される映像に観客は集中して観ている中、
そこに煌々と照らされるスマホの液晶画面の光はスクリーンとはまた別に悪目立ちするのです。
要はスマホをさわっている人に対しても視界に入り集中を欠いてしまいます。
また少し前に下記のような特集も取り上げられました。
映画の上映中にスマホいじる理由が一切理解出来ないからこういう人はもう映画館で映画見ないでほしいね pic.twitter.com/MSdL0R1igA
— シャチくん (@shati9n) May 6, 2019
LINEだろうがメールだろうが、どちらも緊急性は全くありません。
万が一、身内の不幸などですごい着信があった場合は劇場からそそくさと退場して、
劇場外で電話して状況確認すれば良いだけの話なんです。
(わざわざ上映中にスマホをさわって確認する行動ではない。)
少し乱暴な言葉を使ってしまうと、
TPOをわきまえろ!ということです。
TPOとは、
T=Time(時間)
P=Place(場所)
O=Opportunity(場合)
を指します。
Time(時間)、Place(場所)、Occasion(場合。Opportunityと使われることもある)の頭文字をとって、「時と場所、場合に応じた方法・態度・服装等の使い分け」を意味する和製英語。
TPOのwikiより
例(2)クラシック音楽を鑑賞中、(タイミング関係なく)拍手してはいけません。
例(3)新幹線の乗車中、大声でしゃべってはいけません。
上記はいずれもマナー違反にあたります。
私は過去の実体験でいうと旅行中の新幹線の中で、
ついつい友人と盛り上がり大声でしゃべってしまい、車掌さんに注意されてしまったことがあります。
何が言いたいかというと映画館の中でも同様で、
鑑賞マナーを守って欲しいということです。
観ている映画がつまらない等の理由で感じスマホをさわってしまう行為は、
自己中心的で他人の鑑賞の邪魔をしていると言っても過言ではないのです。
食べ物でもみんながみんな、同じ食べ物を好きではありません。
人によってはイクラが好きでも、人によってはイクラは嫌い。というのは普通のことです。
そして映画の鑑賞料金は下記の通りです。
(※2019年8月15日現在)
大人:1,800円
学生(大学・高校):1,500円
3歳以上中学生以下:1,000円
それぞれ老若男女、いろいろな世代の人々がお金を払って映画を観に来ているのです。
せっかくお金を払って楽しみに映画を観に来ているのに、
上映マナーの悪い人のせいで集中して観ることが出来なかったらがっかりしますよね。
特に学生にとって映画鑑賞の料金はお小遣いから出すと、なるとなかなか割高な料金です。
そんなにスマホをさわりながら映画を見たいのなら家でDVD・BDで見てください。
上映中におしゃべりをする
イライラ度:★★☆☆☆
主に子どもでも観れるような映画の時に多いです。
私の場合は「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」の鑑賞時、
後ろにいるお母さんが「懐かしい」と独り言で連呼していました。
(ぼそぼそとした独り言なのでぎりぎりセーフですかねw)
上映作品の映像とそれに伴う音声を耳で拾うのに集中したいので、
おしゃべりしている声は余計な雑音として不快に感じてしまいます。
また上映している作品から出力される音声や効果音以外は、
シーンとしているので人と人がしゃべっている声が意外と聞こえてしまうんですよね。
前の座席を蹴る&前のめりで鑑賞する
イライラ度:★★★☆☆
【前の座席を蹴る】
蹴られている方は背中と椅子が後ろから押されている感覚で蹴られているのが分かるんです。
バスとか電車とかであれば子どもだったり短い乗車時間が多く、そこまで気になりません。
しかし1~2時間もある映画であれば蹴られていると単純に不快ですよね。
ちなみに私はあまり経験ないのですが、
私の嫁は背が低く(160㎝くらい)よく蹴られると嘆いていたので、
後ろの席に座っている人からは空席だと思って蹴っているのかもしれません。(それでもダメです)
【前のめりで鑑賞する】
私の過去事例だと「七つの会議」を観ている時、
前に座っている人が途中から前のめりで観ていて、
前の人の頭がスクリーンに映り後ろの人からしたら邪魔でしかありません。
(劇場内で販売されている以外の)飲食物の持ち込み
イライラ度:★★☆☆☆

劇場スタッフとしてバイトしていた視点から言わせてもらいます。
よく見るのはスーパーやコンビニで買ってきたであろうペットボトルを持ち込んでいる姿です。
Q.なぜ(劇場内で販売されている以外の)飲食物の持ち込みをしてしまうのか?
簡単です。
劇場内で販売されている飲食物が(スーパーやコンビニに比べ)高いからです。
下記はイオンシネマを例にした場合です。
種類 | サイズ | 容量 | 値段 |
コールドドリンク | Sサイズ | 295ml | \290(税込) |
ホットドリンク(コーヒー) | Sサイズ | 200ml | \350(税込) |
スーパーやコンビニならコールドドリンクに関しては、
ペットボトル(500ml)が150円ほどで買えてしまうことは誰しも分かりますよね。
「誰にも迷惑かけていないから良いじゃない!」
「ちゃんと映画チケットは買っているから良いじゃない!」
であれば劇場スタッフがいる入場口で堂々とそのペットボトルを手に持って入場できますか?
おそらくできませんし、そんなことする必要ない!と突っぱねますよね。
Q.それはなぜか?
後ろめたい気持ちがあるから。だと私は思っています。
どの劇場でも劇場内で販売されている以外の飲食物の持ち込みは禁止と明言されています。
そんな中、堂々と持ち込むとスタッフに注意されるでしょうし、面倒ごとを避けたいのが人の性です。
だから(劇場内で販売されている以外の)飲食物を持ち込む人々はカバンの中に忍ばせ、
入場したあと対象の座席に座ってから堂々とカバンからペットボトル等を取り出すんです。
まだ社会に出ておらず自らお金を稼いでいない学生ならまだしも、
いい年こいたおっさん&おばさん、更には家族で持ち込んでいる良い大人が散見されます。
スーパーやコンビニでペットボトル(500ml)を買ったら150円、
劇場内でコールドドリンク(295ml)を買ったら290円、
容量はさておき値段だけだと、その差たったの140円な訳なんですよ。
たった140円の差の為だけにダサくてマナー違反するのはどうなん?
そんな姿を子どもに見せて恥ずかしくないの?と私は軽蔑してしまいます。
少しでも安く済ますのが当たり前、140円すら節約するわよ。と言うのなら、
そもそも最新映画の鑑賞自体1,800円とそれなりの値段をするのだから、
TSUTAYAで新作レンタル開始するまで待つか、地上波で放送するまで待てば良いだけの話です。
(それだけで1000円以上、お金は浮きますよね。)
ちなみに「誰にも迷惑かけていないから良いじゃない!」に対して、劇場側の機会損失に当たりますw
上映中にスマホさわる人への3つの対策(手段)
最初に結論を言っておくと上映中にスマホをさわる行為は軽犯罪でも無いですし、
あくまで個人のモラルの問題なので完全に0(ゼロ)にするのは不可能です。
しかしそういった人々に対する下記の対策はあります。
- 上映中にスマホをさわる人に注意する
- 初回の上映回を狙う
- 座席を出来るだけ前の席を予約する
上映中にスマホをさわる人に注意する
私が後ろの席にいて前の席に座っている人がスマホをさわっていた場合、
私は「すいません。スマホをしまっていただけますか。」とお願いしています。
内心ではなんでこっちが下手に出なければあかんねん!と思うところはありますが、
ちゃんと注意することで私の経験上100%スマホさわるのを止めてもらっています。
かといって女性であればなかなか怖かったりトラブルになる懸念されるかと思います。
そういった時は本編上映前の予告などが流れている段階で、
仕事の一環でもある劇場スタッフに相談するのがベストですね。
初回の上映回を狙う
これはテレビで紹介されていたのですが、
映画は基本的に1日に複数回の上映スケジュールが組まれていると思います。
そこで一番初回(朝いちばん)に鑑賞するようにするのです。
上映中の映画の初回を観にきている人々は、
朝いちばんに観に来ているぐらいその映画を楽しみにしている為、
上映中にスマホをさわる可能性も低くなります。
座席を出来るだけ前方の席を予約する
後ろの座席の方がスクリーンの全体像が見やすい為、
中央以降から後部座席にかけては人気の座席となり、
ギリギリの予約になると既に埋まってしまっていることも多いです。
そこを逆手に取り上映中にスマホをさわる行為の対策として、
前方の座席を予約することで物理的に自分の視界に入る可能性を下げることが可能です。
難点としては前方過ぎると見上げる形となってしまい諸刃の剣になってしまいますねw
最後に
さて映画鑑賞におけるマナーにおいて書いてきたわけなんですが、
上映中にスマホをさわる行為だけは止めろ!いや止めてください、お願いします。
頼むから他人の迷惑をかける行為は止めようぜ。ということです。
映画を観ていて「なんかこの作品、イマイチだなぁ」と思うことは正直ありますよ。
映画自体は万人受けする作品ばかりではありませんし、
だからといって上映中にスマホをさわる行為だけは、絶対にしません。
(それをするくらいなら寝る)
ではでは、本日はこんなところでばいきゅ!
コメント